一瞬どこに飛ばされたのかわからなかった。
今度のランウェイの場所は、書庫の最上階のさらに上。
足下に見慣れた書庫の最上階が見える。
えらいところにランウェイ作ったな。
浮いてる浮いてる。
ステージは今まで以上に幻想的な雰囲気だった。
歩くときの音楽が昨日までのとは変わっていた。
昨日までの曲のほうが好きだったな。
耳に残る。
記録した自分のランウェイを再生したら、いろいろエモートしたはずなのに、ただ突っ立ってるだけだった。
なんでだ。
まあいい。
撮り直すのは面倒なのでそのままにしておいた。
ステージがあまりにも幻想的すぎて、見とれているていでお願いします。
たぶん誰も再生しないから大丈夫。