ジーナの恋愛レベル3のクエストは話しかけるだけの簡単クエストで、特に書くことがなかったから省略した。ピンは受け取った。
ジーナの恋愛レベルが4に上がると、その場でクエストが始まった。
レベル2のクエストでもそうだったが、ジーナはヘクラの監視が厳しいせいで常に窮屈な思いをしているはず。
だから私が「ヘクラと話したほうがいいんじゃない?」と勧めた。
ヘクラのことをお節介だとは思ってるんだな。
それでもヘクラには自分しかいないからと、ジーナは何も言えない。
食べ物も交友関係も監視されて、ストレスが溜まるだろうに。
ヘクラがジーナ以外に世話をする対象ができれば状況は変わるかもしれない。
魚か植物かの選択肢で、植物を選んだ。
花でも育ててもらおうと思ったが花ではなく農作物のほうだった。
- ブルーベリーの木の種
- りんごの木の種
- ニンジンの種
- 玉ねぎの種
- ジャガイモの種
こんなに!?
ジーナさん、またしてもさらりとなかなか面倒な頼み事をしてきた。
ブルーベリーとリンゴの種は、少々もったいないが倉庫にあった★付きの種を納品する。
ブルーベリーとリンゴは★が付いてない種のほうが手に入りにくい。
家で収穫したものはだいたい★が付いてしまう。
それ以外の種は雑貨屋で★なしを買った。
揃えた種をヘクラに渡す。
そういうことではなくて、趣味を作ってジーナから少し目を離してくれ。
まったく伝わらない。
それでも贈り物を拒むのは失礼だからと受け取ってくれた。
ヘクラにあげた種がどうなったか、様子を見ることになった。
しばらくしてジーナとヘクラの両方から手紙が届いた。
ガーデニングは失敗。とんでもない速さで枯らしてしまったと。
ガルドゥールだから規則正しく水やりしそうなのに、どうしてそうなった。
ヘクラのほうは手紙で怒っていた。
「ジーナが最近怒りっぽい」「あなたがピンをお返ししていないからだ!」
八つ当たりされてる。
ジーナがイライラしてるのはヘクラの過保護のせいだと思う。
というわけでシーフーにピン作りを依頼する。
ヘクラの奴、すでにシーフーに話をつけてあった。
ジーナを取られたくないのか、早く相思相愛にさせたいのか、どっちなんだ。
ジーナといえばキノコ好きだ。
腐りやすいキノコを使うなんて珍しいとシーフーは驚いてたけど、レスのときなんてスープだったよ?
- 銀のインゴット
- ブライトシュルーム
- 心百合
オレンジではなく青いキノコのほうだった。
ジーナにピンを渡したらすごく喜んでくれた。
やはり監視しているヘクラであった。
ヘクラの過保護は続く。