最終の第5クエストは、団結のならい。
いつものように案内人の指差しで出発する若者たち。
1人足りない。
しっぽの子がいない。
行きたくないのか陰に隠れてた。
一緒に行こうと仲間に手招きされ、出発していく姿が微笑ましかった。
第5クエストの場所はまた雨林だった。
「橋の近く」と案内されてたと思うけど、スタートの仮面がある場所は雨林の小川から次のエリアに入ってすぐ左側だった。
クエスト開始まで5分弱。
夜の雨林だ。
すでに大勢のプレイヤーが待機している。
水面のゆらぎがとてもきれい。
カウントが終了し、クエストが始まった。
「森の中の花々を通り抜ける光の帯を、つなぎ直しましょう」
なんのこっちゃ?
「各所の火鉢に順に炎を導けるよう、皆で列を作りましょう」
並べばいいの?
今までで一番わかりづらいクエストだ。
よくわからんので同チャンネルの黒子についていってみた。
移動しながらも次から次へとメッセージが更新され、読むのが追いつかないほどだった。
「周囲のプレイヤーが~」とか「等間隔に~」とか書かれてた。
全然わかってないけど、画面左のゲージはどんどん貯まっていった。
橋があるエリアまでくると、コースがよくわからなくなった。
とりあえず左か。
ゴール地点らしき場所で、光が空に向かって伸びている。
まずはそこを目指したら、たくさんのプレイヤーたちが集まっていた。
でもまだクリアにならない。
光の帯とやらがつながってないのでは?
今度は戻ってみる。
先ほど進む方向を迷った場所まで。
この辺で光が途切れているような。
間隔を空けて自分も立ってみるか。
ゲージが満タンになるまであと少し。
今回はしっかりクリアできそうだ。
その場に立ってたらクリアになったようで、ムービーが流れた。
花だらけになった団結の仮面が近づいてきた。
この仮面かわいいな。
あとでならいの案内人から交換できるようになる。
クリアしたら交換しよう。
孤島に戻って案内人に報告する。
焚火の周りに若者たちが集まっていたけれど、またしっぽの子だけいなかった。
案内人に話しかけてクリアのムービーが流れる。
儀式が始まる直前にしっぽの子も戻ってきた。
案内には怒っているようだったけれど許してくれたみたいだ。
壁画に5つの仮面が揃った。
これでならいはすべて終了した。
拍手をして若者たちの頑張りを称える案内人。
彼らの成長を喜んでいるんだろう。
若者たちは応えるようにお辞儀をして、空に還っていった。
ならいのクエスト完了だ。
第5クエストはわけわからなすぎたので、後日もう一度受けてみよう。
ならいの案内人から、団結の仮面と毬のようなボールを交換した。
仮面がキャンドル52本、ボールがハート39個での交換だった。
ツリーの途中にある団結以外の仮面は交換していない。
団結の仮面は、書庫究極でつけたら案の定埋もれた。
わかってますよ。
いつものだ。
ならいのもふもふケープにも埋もれていて、「こんな髪型あったっけ?」みたいなことになってる。
ドレッドヘアではきれいに収まった。
まるでドレッドのために作られたかのように完璧だ。
ボールはかなり小さい。
ソフトボールくらい?
まずは地面に設置し、近づくとならいの季節の精霊で入手したボールを蹴って遊ぶエモートのアイコンが出る。
アイコンを押すとボールをぽんぽんと蹴って勝手に遊ぶ。
蹴鞠みたいな感じだ。
フレンドさんと一緒に遊ぶとかわいいかも。
誰かこないかな。※こない