捨て地のエビが4匹巡回しているエリア。
キャンマラしていたら、エビに吹っ飛ばされて羽を散らせてる人がいた。
近くだったから駆けつけた。
羽を拾ってあげて、灯して回復。
私だったら爆お辞儀するところだが、この人はその場でいきなりフレンド申請してきた。
エビの通り道で。
君、そんなだからやられるんやで。
そんな、フレンド申請なんて。
ただの通りすがりですし。
たまたま近くにいたから助けただけですし。
貴重な白キャンドルを差し出していただかなくてもいいんですよ。
とは思ったものの、エビが巡回してる場所で危険だったこともあり、受け取った。
案の定エビに見つかった。
すぐに近くの穴に避難した。
別れてそれぞれキャンマラを再開。
すぐにまたエビに狙わる音がした。
近くだが私ではない。
またさっきの人だ。
遊んでるのかな?
物陰で立ち止まっていると、私の横に追尾マークがついた。
エビに狙われている人から追尾されている私。
巻き添えを食らいそう。
警戒していたら、さっきの子がエビにタゲされたまま、私に強制手つなぎしてきた。
物陰に立っているのにタゲが外れないため、別の陰に隠れて難を逃れた。
危なかった。
けっこうギリギリだった。
君、まさかわざとやってるわけではないよな?
見た感じ、初心者ではなさそう。
そう何度もエビに見つかるだろうか。
しかもタゲされたまま追尾してくるなんて。
あんまり疑いたくないけど、疑っちゃうな。
しかもこの後すぐに手を離されて消えられたからな。
ますます怪しい。
「あ、こいつ巻き込めないわ」とでも思ったのか。
でも助かったことがある。
今日は手つなぎデイリーの日だった。
強制手つなぎされたことで、デイリーをクリアすることができた。
オフィスの開放は終わってしまったから、手つなぎの相手どうしようかなと考えていたところだったから助かった。
危ない目にあったものの、こちらとしては苦手な手つなぎデイリーを早々にクリアできて万々歳。
その点では感謝してるから、ホームに戻ってから欠片を送った。
なのに何時間たっても返ってこねーし。
まあ、手つなぎしてもらった礼で送っただけだからいいんだが。