デイリー精霊が夢見の町にいる【ハグ好きの隠者】だった。
通称・くまハグ精霊。
この精霊の髪型とズボンも欲しいんだよなあ。
イエティになりたい。
それは置いといて。
くまハグ精霊は誘導系で距離が長く、時間がかかる。
難度としてはそれほど高くはないが、面倒な部類。
周りに誰もいなかったから一人で解放を始めた。
少し前に近くのスケートリンクで闇を浄化したときはもう一人いたのだけど。※フラグである
高低差があるために飛ばなければならない誘導系は難度が上がる。
くまハグ精霊さんもしかり。
途中で光が離れてしまうことはあったものの、何度か解放しているので崖下まで落としてしまうようなことはなく、時間もたっぷり残して無事にゴールの山頂付近へ。
そしたらいやがった。
誰かがここまで引っ張ってくるのを待ち、楽してクリアしようとする奴。
よく見るとさっき一緒に闇を浄化した猫耳フードだ。
私がくると立ち上がって誘導し始めた。
胸糞。
私は闇を浄化した後、スケートリンクでスケーターと一緒に滑るのと、温泉で60秒間待つという2つのデイリーを済ませてから解放を始めたのだが。
その間、君は解放しようともせずにじっと待ってたのかい?
逆にちょっと......「ご苦労様」と言いたくなる。
私だったらじれったくて先に自分で始めるわ。
横の崖に落としてやればよかった。
もちろん猫耳フードではない。(落としたくても落とせない)
ここまで引っ張ってきた光を、だ。
そうしなかった理由は、精霊さんに罪はないから。
と言えば格好はいいが、単純にそのときは思いつかなかっ……ゲホゴホ。
こんなズルい人間にはなりたくない。
他人から反感を買ってまで楽をしようとするのは如何なものかと。
自分も気をつけよ。