ゲームのお題だから初めてお題参加してみる。
Skyのことはいつも書いてるから、それ以外で。
paiza特別お題キャンペーン「私がハマったゲームたち」
by paiza
シムピープル
現在では4まで発売されている、人生シミュレーションゲームのシムズシリーズ。
その初代。
2以降のタイトルは【シムズ○(←数字)】なのだが、なぜか初代だけ【シムピープル】。
これまでの人生で一番時間を費やしたゲームがたぶんこれ。
とことん遊び尽くした。
もう十分!ってほど遊んだ。
なので思い出すことはあっても、また遊びたいなあとはあんまり思わない。
この記事を書くにあたってバックアップフォルダを漁ったら、シムピのスクショが出てきた。
懐かしい。
古いゲームだから、今時遊んでいる人はまずいないだろう。
世界中からスキンやオブジェクトをダウンロードできる
世界中のユーザーが作成・配布しているスキンやオブジェクトなどをダウンロードできるのが最高だった。
無料のカタログを渡されて、「どれでも好きな服や家具を持っていって!」って感じ。
スキンはシムの顔、髪型、服。
ゲームやアニメのキャラクターを作って配布してくれてるサイトもあり、ファンにはたまらなかった。
オブジェクトは家具や建具など。
屋根、壁、床も配布されてた。
自分で一から作ることはしなかったけど、ダウンロードしたものを自分好みにいじったりはしてた。
現在でもSIMS1のオブジェクトを配布してくれているサイトが残ってるが、見てるだけでいまだにワクワクする。
オブジェクト探しに明け暮れた日々
素敵な家を建てて紹介しているファンサイトを見るのも好きだった。
同じオブジェクトが欲しくて必死に探し回った。
どのオブジェクトがどこのサイトのものなのかを説明したクレジットを載せてくれてある場合はいいのだが、ざっくりだったりそもそも書かれてなかったり。
書いてあっても、私がシムピをやっていた頃はすでに発売からかなり年月が経過していたから、閉鎖や休止しているサイトも多く、もう手に入らないものも多かった。
そうでなければ見つかるまで探した。
「私ってこんなにあきらめ悪かったっけ?」と思った。
見つからないと余計に欲しくなって、執念で探してた。
歓喜したプールラグ
特に印象に残っているのは、プールラグ。
デフォルトの味気ないプールの水面や周りのタイルの上に敷くことで、印象をがらりと変えられるもの。
とっても綺麗なプールラグを使っている人がいて同じものが欲しくなったのだけど、なかなか見つからなかった。
別のものを探していたときに偶然見つけたんだったかな。
探していた期間はたぶん数日どころではない。
数週間あるいは数カ月間、探していた。(やっぱりあきらめが悪い)
見つけたときはものすごく嬉しかった。
叫んだと思う。
謎のキラキラ
またあるときは、シムの周りがキラキラしてるエフェクトみたいなものを見かけた。
衝撃だった。
こんなものは見たことがない。
そもそもオブジェクトなのか謎だった。
かといってスクショを加工したような感じでもなかった。
そしてクレジットがなかった。
つまり探しようがない。
キラキラのことはあきらめるしかなかった。
それからまた数週間から数カ月後、意外なところで見つけた。
ガーデニング用のオブジェクトを主に配布している海外サイト。
花や木などの植物を始め、ガゼボや温室などの屋外の建物まで。
キラキラの正体はまさかまさかの、モミの木のイルミネーションだった。
当時、三度見くらいしたよね~。
誰が樹木用のイルミネーションをシムに貼り付けると思いますか。
シムピで覚えた五大英単語
そうやって探し回ったことも今ではいい思い出だ。
探す先はほぼ海外サイトで、英語が苦手な私は翻訳しながら探してた。
特に今は無きYahoo!グループがカオスだった。
画像がないものが多く、ファイル名からどんな家具なのか推理した。
おかげでだいぶ英単語を覚えた。
シムピで覚えた五大英単語。
- Stairs=階段
- Stove=ガスコンロ
- Sink=流し台、洗面台
- Fountain=噴水
- Bamboo=竹
階段は、よく探していた窓やドアと同じカテゴリに並んでいたことが多かったから覚えた。
Stoveは暖房器具のストーブも同じ単語なのだが、シムズではもっぱら調理用ガスコンロのことを差す。
シンクは日本語でも普通に使うが、キッチンの流し台のイメージが強い。
シムズというか英語では、流し台も洗面台もどちらもシンク。
キッチンと洗面所のどちらに置くべきなのかよく迷った。
噴水は、豪邸やホテル、外出先として訪れるタウンなどに設置する用に。
それとバーに置きたくて壁掛け式の噴水=Wall Fountainを探してたこともある。
竹はお気に入りの衝立があってよく使っていたから覚えた。
ダイソーでバンブー食器を見かけるといまだに胸アツ。
シムズは”デジタルおままごと”
アパートプレイとか、男女2人ずつを住まわせてカップルになるかの実験とかやったなあ。
シムピはデジタルおままごとだと思ってる。
この人とこの人はカップルで、親友はこの人で、この人はライバル、みたいな。
そのシムたちが食事したり寝たり遊んだりするのを見守る。
自分で行動を指示することもできるけど、勝手にさせて見守ってることが多かった。
そのほうがいろいろハプニングが起きて面白いから。
毎日パーティーして大勢のシムを呼んで、あえてカオス状態にしてみたり。
パーティーにはプールが付き物で、目を離していたらいつの間にかプールサイドに骨壺が置かれていて、それがお気に入りのシムで本気でショックを受けたことも。
もちろんリセットをして、”なかったこと”にした。
他のシムズシリーズ
PC版のシムズは初代しか遊んだことがない。
PS2、携帯ゲーム機、アプリのシムズフリープレイは遊んだ。
フリープレイは自由に家が建てられないからやめてしまった。
四角い部屋しか作れないし、2階以上を作るとなると大金が必要で。
自分で作るのは大変だからと完成された家を買おうとすると、これまた目ん玉が飛び出るほど高かった。
家作りを楽しむというよりは、シムを操作してクエストをクリアしていくゲームという印象。
最も受け入れがたかったのが、シムが歳を取り寿命がくると天に召されてしまうこと。
人生シミュレーションゲームだからそのほうがリアルなんだろうけど、自分が育てたシムズに寿命があるなんて悲しすぎる。
調べたところシムズ2以降は寿命システムが導入されているようだ。(シムズ3と4は設定でオンオフ可)
私はお気に入りのシムを永遠に愛でたい。
眺めるだけなら
と、スクショを眺めたりいろいろ思い出して書いてるうちに少しだけシムピで遊びたくなってきた。
古いPCに入ってるはずだが、起動するかな。
久々に叩き起こしてみようか。
もし起動したとしても、以前のように家を作る気力はない。
お気に入りの家を開いて住人の生活を眺めるだけになるだろう。